コロナの影響で人が集まるイベントごとの開催が難しくなっている中、ライブも同様ですが、今「リモートライブ」でアーティストと触れ合う新しい文化が芽生えてきています。
ライブはやっぱり臨場感が醍醐味の一つですが、リモートライブにも良さはありました。
今回はリモートライブを体験してみた実体験から見方やチケット、投げ銭システムについて紹介します。
目次
■リモートライブとは?見方は?
リモートライブは、動画配信サイトなどがアーティストのライブを生配信してくれるサービスです。
お手持ちのスマホやタブレット、パソコンで、自分の好きなアーティストのライブをリアルタイムで観る事ができます。
見方は簡単でライブの開始時間になったら、指定されたURLを選択するだけで視聴可能となります。
私も初めてリモートライブを視聴してみましたが、面倒な手続きもなく、スムーズに観ることができました。
「ライブでの生の音や雰囲気がいい」という意見もありますが、実際に体験するとライブとは別物、という印象でした。
もちろん迫力は劣りますが、画面にチャットで応援メッセージが流れたりするので、ライブとはまた違った盛り上がりがあります。
何より好きなアーティストの曲やMCを、リアルタイムで聴けるのはファンにとって嬉しいことです。
■リモートライブのチケットはどうやって買うの?
リモートライブは無料配信と、チケットを事前に購入する有料配信と2種類あります。
有料配信の場合は、プレイガイドや配信サービスをするサイトで、チケットをネット購入するものがほとんどです。
また有料チケットには、期間限定のアーカイブ視聴がついてくるものもあり、ライブ当日に用事がある方や、繰り返しライブを観たい方には有難いサービスです。
リモートライブの有料チケットは、実際のライブに行くよりも安値のものが多い印象でした。
ライブに行くほどではないけど少し気になる、というアーティストのライブも、気軽に覗きに行けるのもリモートライブのメリットかもしれません。
もう一方の無料配信のライブには、「投げ銭」というシステムがあります。
■リモートライブの投げ銭システムとは
視聴者から配信者へ、応援の気持ちを込めてお金または換金できるアイテムを送るシステムを「投げ銭」といいます。
投げ銭にをするには様々な方法があります。3つほど例を挙げてみます。
1.【リモートライブ投げ銭】Amazonギフト券(E-mailタイプ)
手数料無料で、15円から送金可能です。E-mailタイプの支払いはクレジットカードのみです。
管理人からのアドレス指定がある場合は、受取人欄にそのアドレスを入力すると、Amazonギフト券が届く仕組みとなっています。
2.【リモートライブ投げ銭】paypal.me
ネット上で簡単に現金送付ができるシステムです。
受信者と送信者が事前に登録してあることが前提で、登録時に自分専用のURLを作成します。
送金する際は金額を入力し、アカウントにログイン後、作成したURLを貼り付けて送信します。
支払いはクレジットカードのみとなります。注意点は、手数料が受信者の負担となる点です。
3.【リモートライブ投げ銭】ofuse(オフセ)
1文字2円から送れる、ファンレターサービスです。送金額によって、送れる文字数が変わってきます。(500円だと250文字。絵文字は4円)
送信者の登録は不要ですが、受信者は登録してオフセ箱を共有する必要があります。
50円から10000円まで送金することができ、支払いはクレジットカードかプリペイドカードとなります。
その他にもユグドアやSHOW ROOMなど、サイト上でのチップやアイテムを送信するものもあります。
投げ銭は視聴者の任意なので、投げ銭をせずに視聴することも可能です。
現在はライブハウスの営業ができない状態ですが、いずれ通常営業に戻ったとしても、ライブハウスいっぱいに人を詰め込むことは難しいかもしれません。
実際のライブとリモートライブを併用すれば、チケットの枚数を減らさなくてもいいですし、急な仕事でいけない方、当日具合が悪くなった方でもライブを楽しむことができます。
今回の自粛をキッカケに、新しいリモートライブの活用法があるのではないかと感じました。
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