「ムダかどうかは、自分で決める。」

出展:twitter.com
というキャッチコピーに堂々と脇毛を披露している剃刀メーカー貝印(KAI)の広告ポスターが斬新で目を惹きますよね。
剃刀メーカーでありながら、剃らないことも選択肢に入れることも凄いですが、やっぱり何よりあの脇毛を披露しているモデルさんにどうしても目がいってしまいます。
あまりテレビや雑誌で見かけたことが無いと思いますが、新人さんなのでしょうか。
あのモデルはいったい誰なんでしょうか。
調べてみると、こんな時代になったのか、、、と思わされた事実がありました。
目次
■貝印(KAI)の広告ポスターの脇毛のモデルは誰?
貝印(KAI)の広告ポスターで脇毛を堂々と披露しているモデルさんはMEMEさんというバーチャルヒューマンです。
デジタルヒューマンとも呼ばれ、いわゆるCGですね。
あのモデルMEMEさんはバーチャルの世界の中のモデルさんなんです。
\#剃るに自由を /
貝印では、剃毛·脱毛についての意識調査を実施。
ファッションや髪型のように、剃ることも自分自身で自由に選択したいと思う人が90%以上の結果に。そこで、“剃る·剃らない“どちらの選択にも寄り添ったメッセージを、バーチャルヒューマンMEMEを起用し公開いたしました。(🐚) pic.twitter.com/CARY67NGXY
— 貝印【公式】 (@kai_corporation) August 17, 2020
恐ろしすぎるくらいリアリティーありますよね。
MEMEさんはインスタのアカウント(meme.konichiwa)を持っていますが、どれを見てもとても実在しない人物には見えません。
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どうやっているのでしょうか・・・。
技術の進歩は凄いですね。
ちなみに、性格はパンクで、アート、デザイン、写真が好きという設定もされています。
確かに、そんな雰囲気をかもし出していますよね。
■貝印(KAI)の広告ポスターの脇毛のモデルの掲載場所と期間
バーチャルヒューマンMEMEさんが掲載されたポスターは、東京都2箇所でお披露目されています。
場所 | 期間 |
MAGNET by SHIBUYA109 ビッグボード | 2020年8月17日~8月23日 |
地下鉄電車広告/東京メトロ半蔵門線 | 2020年8月17日~8月30日 |
かなりインパクトのある広告ポスターなので、より多くのところで披露して欲しいですけどね。
■バーチャルヒューマンモデル時代到来か?!
AIの進歩、発達とともに、AIによって無くなる仕事などリストアップされていたりしますが、もしかするとその中に「モデル」も入ってくるかもしれません。
今回の貝印(KAI)の以外にもアパレルメーカーGUも既にバーチャルヒューマンを起用した
展開を見せています。
GUに限らずですが、アパレル関係の雑誌やCMは基本モデルさんが洋服を着用して披露していますよね。
これって一般の人からすると良く見えたとしても「モデルだから似合うんでしょ」という、“共感”という部分が欠けてしまう事実があるようです。
GUはそのギャップを埋めるべく、一般的な人の体系を計測しその平均データを参考にして誕生したバーチャルヒューマン「Yu」をモデルとして起用しています。
こうやって理屈で説明できるので、説得力もありますし共感しやすくなりそうですよね。
【まとめ】貝印(KAI)の広告ポスターの脇毛のモデルは誰?
バーチャルと現実世界の融合がもう既に起こっています。
このスピードは今後加速するものと思われます。
これからどんなバーチャルヒューマンモデルが誕生するのか、興味深いところです。
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